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書名の「彩書」は、文字の形を部分的に変化させたり、色彩を用い、文字や言葉の持つイメージを視覚的に表す著者の造語。文字を構成する点画の一部を、線や顔彩の丸いにじみに置き換えてアレンジするのが基本である。言葉の持つ情感や季節感などを、豊かに表現できる。
丸いにじみは、顔彩などを水をたっぷり含んだ筆に付け、にじみやすい画仙紙に垂らすようにして置くと、できる。これにさらに、きらきらしたパール調の顔彩を垂らす。そうすると二重のグラデーションになる。筆は、水筆ペンを使うと、とても便利。
丸いにじみの作り方、水筆ペンの使い方などの基礎はくわしい。正月の賀状などから始めて、季節を追い、12月..
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