「ことば選び辞典」シリーズにスピンオフが登場!
「薄い、軽い、小さい」の三拍子でいつでもどこでも使える特長そのまま、まさかの中身が全ページオールカラーのプレミアム新登場。
オールカラーだからこそ、ことばの意味も使い方も、ぼんやり眺めるだけでわかります。
今回登場する「色のことば選び辞典」は、
「自分の文章でつかう色のことばにバリエーションが少ない……」
「自分の脳内に浮んでいる色、何ていうのがいちばん近いのか皆目見当もつかない」
「この色を小説で使いたいんだけど、これどんなときに使われるの? 」
と悩んだときに、手軽に開けるスマホサイズの辞典です。
【本書の特長】
・赤、橙、茶、黄、緑、青、紫、白・黒・灰、と色別に分類して色名を掲載。
・収録語にはすべてことばの意味と例文を掲載。実際の文章で色名をどのように使うか、わかりやすい。
・それぞれの収録語に、その色を使ったイラストや写真を掲載。イメージが無限に広がる。
・色の名前から探したい人向けの五十音順総索引つき。
・カバーをはがせばシンプルな装丁。外出中、予定の確認をしている感覚で使えます。
【使用例】
■case1
「書いている作品に登場するキャラクターが赤い裏地の服を着ているのだけど、もっとイメージに合う色の名前がないかなあ」
→目次から「赤系の色」にいき、章扉の収録語一覧から気になる色をチェック
→「茜色」発見。夕暮れの風景に使われる色なら、どこか陰のあるキャラにも作品にも合う雰囲気で納得。
■case2
「唐紅といえば紅葉の風景だけど、ほかに使えないのかなあ」
→五十音順総索引から、「唐紅」を探して該当ページへ
→夏目漱石は『夢十夜』で「唐紅の天道」という表現を使っている。これは応用できそうだ。
■case3
「色の名前を効果的に使った文章をたくさん知りたい」
→用例の部分をひたすら読む
→「新美南吉は、しもやけになった手を牡丹色と表現しているんだ! 今度使ってみよう」
→「谷崎潤一郎や泉鏡花は、衣服の説明が詳細。自分も真似してみよう」
……というように、文章の幅を広げるのにも役立つ。
ただでさえ、文章を綴るのは難しい。まして色あざやかな世界を文章だけで描写するのは至難の業。
自分の文章に出てくる色が赤、青、黄色、と単純なものばかり。もっと作品の世界観に合った色名をつかって、繊細に表現してみたい。
思い浮かんでいる色をうまく言い表すことができず、もどかしい。世界はこんなにも色にあふれているのに。
どこかで聞いた色名を自分の文章で使ってみたいが、どんな文脈で使われることばなのかよくわからない。
―そんな悩みを解決するヒントになったらいいなあ、と思いながら本書をつくりました。
やや大きめのスマホサイズで持ち歩きに便利です。〆切直前の一分一秒を惜しむときに、電車の中でアイディアを練るのにも使えます。
思考をめぐらすときのパートナーとして、また、新たな表現を捻出する際のおともとして、あるいは原稿に行き詰まって何もしたくないときにぼんやり眺める暇つぶしとして。
文章を書くのが楽しくてたまらないときも、苦しくて全部投げ出したくなるときも、いつでも文章を書く方々の一助となることを願っています。
Характеристики | |
Название на японском | 色のことば選び辞典 (ことば選び辞典プレミアム) |
Страниц | 390 |
Формат | 175×105мм (А5) |
Обложка | Мягкая, глянцевый ламинат |
Язык | японский |
Год издания | 2019 |
Страна издательства | Япония |
Страна печати | Япония |